タイの携帯キャリア事情
タイでは AIS ,DTAC ,TRUEの3つのキャリアが 日本と同様に熾烈な顧客争奪戦を繰り広げています。
シェアと歴史の点から日本のキャリアと比較すると AIS=Docomo, DTAC=au, True=Softbank という位置づけが かなり近いと思われます。
タイで短期旅行者に最適なキャリアとは
AISは 老舗のキャリアで シェアも最も多く田舎でも よく アンテナが通じます。シェアもかつての50%超えとはいきませんが、トップで 4割を越えています。データ通信の価格の柔軟性もトップです。
DTACは第二のキャリアで 果敢にAISに挑戦していましたが 最近Trueにも抜かれてしまいました。現在のプランもあまり特色がなさそうです。
Trueは Softbankと似て データ通信から始まった最新のキャリアで 様々なモバイル関連のプロモーションや TrueCafeなどという スポットを通じて のし上がってきた新興キャリアです。今や AISに続いて約3割のシェアを獲得する様になりました。ただしかつてのソフバンクのように 田舎には弱いと言われています。ただし 1か月以上の長期顧客に重点を置いていて短期のトラベラー向けメニューはあまり魅力がなさそうです。
以上の比較から 特別な事情がない限り AISを選ぶ方をお薦めします。
SIMは日本でAmazonから調達してから行くか 現地で買うのがいいのか?
日本でのAmazonから調達、現地での調達 どちらも メリットと デメリットがあります。結論を先に言ってしまうと、出発前に Amazonで AISのSIMを買うのが最もお得だと思います。理由としては
- パスポートの購入時の提示が不要
- 日本語での 使用期限と容量の確認可能
- 価格が安い(定価に比べて)
以下のSIMを Amazonで買って バンコク到着の飛行機の中で日本のSIMと入れ替えると、すぐに使えるようになります。
SIMの種類によっては アクティベートのために SMSを送信する必要がある場合がありますので 添付の説明書を読んでください。
IOSの場合 日本で使っていた 格安SIMの プロファイルを 消すように書かれている場合がありますが、私の場合はいつもプロファイルそのままで AISのSIMが使えています。インターネット接続がうまくできない場合は消すといことでいいのでは? と思っていますが、説明書通りにして下さい。
もしデータ容量を使い切って低速になったり、使用期限を超えて使いたくなった場合の技
以下のSIMの場合 8日間で3GBの制限ですので その期間で 容量を使い切ってしまった場合は 追加チャージと追加 インターネットパッケージを買わないと 318KBの低速に強制されます。
もう少し期間を伸ばしたい または 最も大容量で使いたいと思ったら まずは 近くのファミマを バンコクで見つけて下さい。 もしくは 大きなショッピングモールには大抵 AISのオフィースがあるのでそこに行って チャージをしてください。(最近まで セブンイレブンでもできたのですが、現在は チャージ不可とのことです。AISはファミマのみ)
その後 Appストアから my AIS アプリをインストールします。
WIFI を使わないで アプリを立ち上げるとログイン不要で 以下の画面から インターネットパッケージが利用可能となります。
しかも 一度の金額のチャージで一ヶ月 SIMの利用期間が延びるようになっていますので何回でも延長可能です。(最長 延長一年まで)
まとめ
以上 説明しましたように 短期のタイ滞在なら SIMフリーのスマホを用意して Amazonで 以下のSIMを買って8日間 使ってSIMを使い切るのが 最も簡単で 安心できる方法だと思います。
最後の裏技をお教えします!
AISでは上記のように 一回チャージすると一ヶ月 SIMの利用期間が伸びて最長12ヶ月まで延長できます。一度の最低チャージは20バーツなのですが ファミマでは 通常 100b以下のチャージはできません。そこで モールにあるAISのチャージマシンを使うと一回20バーツのチャージができるので 12回それを繰り返すと 十二ヶ月使用可能なSIMに早変わりします。電話番号をキープしたい人にとっては ありがたい方法だと思いますので ご利用ください
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