この記事で取得できるノウハウと知識
外資系IT会社(IBM)のシニアマネージャーとして 30年の間に数百人の新人最終面接をした経験を通じて、やったらダメ5選の行動をお伝えします。
このノウハウを知って 面接に臨むことにより 外資系大手のIT企業での面接の合格確率は激増すると思います。短い記事ですので、最後まで 読んでくださることを期待します。
結論 :やってはいけない事5選
- 会社の事を何も知らない。調査無し
- 逆にweb調査しすぎて知ったかぶり
- 内定貰ったら、それから迷います
- 自分の過去の成功体験が無い
- 聞かれていない事を喋る
会社の事を何も知らない。調査無し
私の経験した応募者でも 中には 全く何もウェブで情報収集してこない人がいます。もうこれで本気度ゼロって思われても仕方がありません。
しっかり最終面接まで来るくらいなら 当然会社のウェブを見て その会社のビジョンや 最近のニュース、 フォーカスソリューションなどはざっくり頭に入れて臨むべきです。
質問をされた時、さりげなくどれだけ会社の事を知っているかを知らしめる。これが最強のアピールとなります。
できればここ一か月くらいのその会社の株価の推移とその変動の理由を調べておくと最強です
逆にWeb調査しすぎて知ったかぶり
上記とは逆に、事前にウェブなどで 会社のビジョン等の調査を念入りに行ったため、それを聞かれもしていないのに、ベラベラ喋って面接官に、「もうわかりました」 っと言って制止されるケースがあります。
このケースも薄っぺらい人間に見えてしまうので、要注意です。知識は 求められた時に適切に喋ってアピールするくらいにしましょう。
過剰アピールは逆効果です。
内定もらったら,それからなやみます
よくある質問で、並行して応募されている他社のことを聞かれる事があります。
他社を受けることは全く悪く無いし、正直 に言っても良いのですが 、 もし 「両方内定をもらったら どちらを選びますか?」 って聞かれることが多いです。
その場合 最悪の回答は「内定をいただいてから考えます」という 回答です。
確定じゃなくても、「できたら御社に行ければって 現時点では思っています」と答える事を勧めます。
せっかく面接官が時間をあなたのために取ってくれているのですから、礼儀としてそのような回答が必須だと考えます。
私が面接官をしている時も、「まだわかりません」と言う応募者が何人かいましたが、 はっきり言って面接官としてはあまり気分が良くありませんでした。
自分の過去の成功体験が無い
よく出される質問で、「あなたがこれまでの人生で 何か努力して うまく行った体験を話してください」という質問があります。
もし IT系のバイトでもしていたら、そこでの苦労話などをすると受けると思うのですが、例へ 飲食のバイトしかしていなくても、ぜひ自分の 苦労して成功した体験談を事前に用意して脳裏に焼き付けておいてください。
人はストーリーに感動します。必ずしも 結果だけでは無いのです。
最悪はその場で考え込んでしまって 回答できない事です。
聞かれてない事を喋る
時々いるのですが一つの質問 に答えた後、関連のストーリーを聞かれてもいないのにベラベラ喋って 面接官に制止 されるケースがあります。
自分のアピールをするにはいいのですが、あくまでも聞かれた事を最小限に回答しましょう。
それ以上のことを面接官が深掘りしたいと言ってくれば それは すごくあなたにとっていいサインです。
相手が望むだけ 話してください。しかし あくまでも 向こうが望むレベルまでです。
まとめ
就活新人採用は 外資系IT会社に限らず、ポテンシャル採用です。
つまり太学卒業時点での知識を判断して採用する面接では無く、あなたにどれだけの可能性があるかを判断するのが目的です。
まして 最終面接ともなると面接官は、積極性、やる気、行動力 と言った スポンジに例える 吸収力を見て合否を判断します。
よって 上記の やってはいけない5選に気をつけて、貴重な天から与えてもらった晴れ舞台で 自分のアピールを最大限にしかも 面接官をハピーにさせる面接対応をする事で念願の内定を勝ち取ってください。
外資系IT会社で 控えめとか 遠慮は不要です。ただし 礼儀と謙虚さは 必須ですので、頑張って内定をゲットしましょう!
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